デュシュンヌ型筋ジストロフィーの栗原征史さんが書いた本です。 栗原さんだけではなく、父の真さん・母の富子さん・妹の美和さんの文章も掲載されていて家族愛が感じられます。 メインは栗原さんが作った「栗原新聞」の掲載。きちんとまとめられた新聞を自分で発行するという行動力が素晴らしい。 筋ジストロフィーの症状が進むにつれ手書きの新聞からワープロへと変わっていくのですが自分で文章を考え構成を考え作製しているのですごいです。 文章もどんどん上手くなっているので読み応えがあります。 この栗原新聞は、お母さんの提案です。いじめなどがあり辛かった時に「新聞をつくって、みんなに自分の考えや気持ちをわかってもらった…