標高550m 比高20m 主な遺構 土塁・畝状竪堀群 アクセス 神石高原町役場のある小畠から県道29号を南へ1kmほど進んだところで右折。城址は右手に見える低い丘の先端にある。 城は民家裏手にある低い丘に築かれていて、城の周囲は階段状に切り開かれた農地が取り囲む。縄張り図には数段の曲輪として示したが、果たしてどこまでが城の遺構なのか判断がむつかしい。少なくとも北辺に土塁を備えた1郭だけは城の遺構に間違いなさそうで、丘上に営まれた土居屋敷のように思える。 実は、1郭から少し東にそれた北斜面側には4基からなる畝状竪堀群(といっても斜面を下る土塁型のもの)が残されていた。何せ広島県内には合計130カ…