たまたま、2冊目の本作をタイトルに挙げたが、これは3冊まとめてじつに驚くべき本である。日本地図の、前方後円墳、神社などにひたすら線を引く。浮かび上がってきたものは、「聖三角形」だという。その三角形のなかでも、形が微妙に違い、3種類に分けられるという。便宜上、著者は、住吉式(点在式)、安曇式(放射式)、出雲式(鎖式)、(あくまで便宜上分けたもの)と名付け分けてみた。3種類、微妙に形が違うが、そのような三角形が地図上に出来上がることに私も実践してみて驚いた。 これを、大和朝廷発祥の地、畿内に当てはめると見えてくるものがある。「このように重合している地域を「ス」と呼ぶ。「ス」は特殊な場所である。日子…