~~ 今日は日記風 ~~ ついに、底が抜けた! 自分が〝ガラスでできたビーカー〟だとしたら、 ビーカーの底がきれいに切断されて、 抜け落ちた。 底に溜まっていた我欲が、 ど~っと宇宙に流れて溶けて、 あとにガラスの筒が残った。 私は、ただの筒になったのだ。 宇宙の流れが 私の中を勢いよく流れていく。 もはや内も外もない。 過去も未来もない。 私は、スペースになっていた。 「マヌケ」とはこのことだろうか。 『真抜け』だ。 真に自我が抜け落ちること。 だけど、ガラスの筒は残っている。 私の個性はそのままだ。 私はふたたび〝人生の続き〟を生きはじめる。 でも明らかに違うのは、 人生は「宇宙が見ている…