原爆の子の像のモデルとなった佐々木禎子さんの人生をまとめてある本です。 イラストがとても素敵。 佐々木禎子さんといえば折り紙をひたすら折っていた少女…というイメージがあったのですがこの本でそうではなかったことがわかりました。 実兄の雅弘さんが書いているため読みやすいです。 少し思い出訂正が入ってるかな、と思う部分もあるのですがお兄さんが妹を思う気持ちが伝わってきます。 禎子さんは原爆により亜急性リンパ性白血病という診断を受けてしまいましたが白血病とわかってからは気の毒過ぎました。 物凄く痛いはずなのに痛み止めを我慢していたり自分の病名を知らされないまま白血球の数値をメモしたり… このころのカル…