昨年の平安時代シリーズで、いったんピリオドを打ったのですが、この人物の話をしないことには先へ時代を進めることが出来ないことに気付き、その話をして平安時代を締めくくりたいと思います。 平安末期に台頭してきた「平清盛」(1118年~1181年) 貴族政治から武家政治へと変わるターニングポイントに関わった人です。 武家が力を見せるきっかけは 1156年、後白河天皇と崇徳上皇の皇位継承問題が原因の「保元の乱」が勃発し、平清盛は源義朝と組んで後白河天皇方につき、数時間の戦いで勝ったこと! さらに武家の力を大きくしたのが 共に戦ったはずの源義朝が待遇に不満を持ち挙兵して、後白河法皇の参謀を自害させ、さらに…