一人ではできないことを可能にするために、人は「組織」というものをつくります。仲間と力を合わせて、何かを成し遂げるために。それが「チーム」の始まりです。 でも、僕は思うのです。「チーム」とは、単に弱さを補い合うための仕組みではないと。 もし、チームの価値が「1+1=2」だとしたら、それは、きっとまだ本当の力を発揮していない状態。本当に素晴らしいチームワークというのは、1+1が3にも5にも、時には10にもなる、そんな“化学反応”のようなものだと思うのです。 僕が一番感動するのは、「自分にはできない。でも、こうしたい」という強い“もどかしさ”を抱えている人と、その思いを受け取り、「じゃあ、僕がそれを…