国民民主党が衆院で政府予算案に賛成投票したことが波紋を呼んでいます。公明党の山口代表が、聞かれればまあそう答えるにしても、「自公連立政権の枠組みには影響を与えない」と念を押しているところから逆推(邪推)するに、事前に自民と国民の間に何らかのやりとり(口約束)があったのではと想像させます。夏の参院選の候補者の「相互推薦」をめぐって、公明との間に隙間風が吹いている自民としては、国民に秋波を送って公明を牽制しておくのも悪くはないというところでしょうか。さすが百戦錬磨の自民党です。 しかし、この後、国民民主党はどうする気でしょうか。いくら議院が別だといっても、衆院で「賛成した」予算案に参院でケチをつけ…