本日の新聞にデザイナーの菊地信義さんの訃報が掲載されていました。 3月28日に心不全でお亡くなりなったとのことで、まだ78歳ですから、 残念なことです。 それにしても、ここ何年かで装丁を手掛けていたデザイナーさんたちの 大物が、次々と鬼籍に入ることで、時代の変わり目を感じてしまうことです。 和田誠、平野甲賀、安野光雅、坂川栄治、桂川潤 などであります。 いずれのデザイナーさんたちも、当方のところにはどっさりと手掛けた本 があって、装幀作品集なども架蔵していたりです。 こうしたラインナップに新たに菊地信義さんが加わることになりです。 菊地さんは、作品をよく読み込んだ上で装丁を手掛けるタイプであり…