拝啓、あなた様「こちら、地味系人事部です。」帯には「うちの給与は末締めです!」とあります。事務系の仕事をするわたしは、給与関係の仕事もしています。そのせいか、この本のタイトルと帯が目に留まりました。営業部員だった三郷芙美が、入社3年目に人事部労務課へ異動することになったことから物語が進みます。わたしが職場で見聞きした専門用語が出てくると、ワクワクが高まります。しかも主人公の三郷芙美は岡山県出身なのです。同じ岡山県出身のわたしとしては親近感がわくではないですか。新米人事部の三郷芙美をがんばれ!と応援したくなります。もしかして、作者の秦 朱音さんも岡山県出身の方で、人事部でのお仕事経験者なのでしょ…