がんぎを切る鍬 この鍬はがんぎ鍬と呼ばれています。 その特徴は、とにかく爪一本一本の幅が広く、 爪と爪の間隔が狭くなっています。 通常の三つ鍬と並べてみるとその特徴ははっきりと判ります。 これは広島県世羅郡に多く見られる・・・ いえ、多く見られた鍬です。 私も預かるまで忘れていたくらいでした。 がんぎとはなんぞや 世羅には昔から爪の幅の広い鍬が多いですが, 別称を与えられる程にがんぎ鍬は広い爪を持っています。 数十年の使用で摩耗してこの広さ、 修理して元の形を再現してやると、こんなことになります。 その用途は名前のとおりがんぎを切る鍬です。 そう、がんぎとは、 ・・・・・・・ん?あれ? なんで…