鍛冶屋の火箸(ひばし) 火箸とは高温で熱せられた金属を掴む為の道具で、鍛冶屋の命と言ってもいいくらい重要なものです。 1000℃近い高温の炉にくべられた鍬や金属を丁度よく掴む為に、 その形状も特化されたものばかり。 用途に合わせて様々な種類があり、仕事に合わせて使い分けています。 そして、足りない火箸はその都度造ってきたので、その数は数十丁ほどあります。 www.takitetu.com こんなものを使うのは鍛冶屋くらいでしょうし、 鍛冶屋なら自分の道具は自分で造ります。 なので、火箸の製作依頼が来るとは思ってもみませんでした。 初めての依頼 『火箸を造ってもらいたい』 と電話で依頼を受けた時…