今日の記述は少々長くなる。私の危機感の表れだ。 食料・農業・農村基本法の改定案が3月26日、衆議院で審議入りした。この改定案は、わが国の未来を危うくしかねない危険な内容である。この法案どおりなら、国産食料の確保を完全に放棄するに等しい。座視してはいられない。 26,27日の日刊紙赤旗が、日本共産党の紙智子、田村貴昭両議員の核心を突く質問と岸田首相の無責任な答弁を詳しく報じている。以下は赤旗記事から抜粋して要点を整理してみたい。 ▶ 26日紙面、「紙氏は、日本の食料自給率が38%で、この20年間で専業農家が約100万人、耕地面積が約50万ヘクタール減少したと指摘。農林水産省が2040年の専業農家…