鎌倉殿の13人であの時代に興味を持って、司馬遼太郎の「義経」を読んでみた。 総じてめっちゃ面白かった。 元々なんとなく「悲劇の武将」的なイメージが強かったけど、鎌倉殿の13人で菅田将暉が演じてた源義経が、どう見てもなんらかの発達障害を抱えた、異常な才能と重大な欠落が同居する若者という感じで意外だな〜と思いつつ、実際はこんなだったのかも…という印象を持った。人間らしいというかなんというか。 で今回の司馬遼太郎の義経もかなり鎌倉殿の13人に近い義経像ではあったので、私が知らなかっただけで一般的に義経ってこういう感じ?と思うなどはした。世間知らずで高圧的かつ感情的、人の愛情に飢えていて異常に甘えん坊…