今日はアバントグループの創立記念日。満27歳である。 先日、友人より「窮すれば即ち変ず、変ずれば即ち通ず」という中国のことわざを教えてもらった。言い得て妙な言葉である。 窮にもいろいろあるが、一度窮した状況が改善されると、変化に鈍感になりやすい。そして変化を見過ごすと、いずれまた窮する。そんなことを何度も経験してきた。 変ずれば通ずの前に、窮して変化することにかなりのエネルギーを使ってしまい、変化対応疲れを起こすからだ。 そうならないようにするカギは、変化に対するスタンスを受け身から主体的にすることである。常に、何かを新しくしていく。 しかし、これが難しい。常に、心の中になんらかの「窮」を飼っ…