写楽殺人事件【電子書籍】[ 高橋克彦 ]価格: 649 円楽天で詳細を見る 【あらすじ】 浮世絵を教える大学の講師津田は、骨董市で明治時代に発行された古い秋田蘭画の写真集を安く購入する。眺めていると、蘭画の小さな落款に驚くべき文字を発見する。それは「東洲斎写楽改近松昌栄画」。以前は東洲斎写楽と名乗っていた人物が、近松昌栄と名乗りを変えたものと読める。 突然現れて、10カ月で140枚という大量の浮世絵を書き上げ、そしてある日忽然と姿を消した謎の人物写楽。津田はその真偽を検証すべく、ますは近松昌栄を求めて秋田に赴く。 津田は膨大な資料を確認し、現存する証拠との整合性も確認して、近松昌栄は写楽である…