◆50代は「幸福」ってことをよく知らないかも 今は「幸福学」という学問もできましたが、私は「幸福」ってことは、あんまりよくわからないまま大人になってしまいました。 親が、戦前生まれで、その後日本の高度経済成長を担った世代ですから、「子供が起きている時間に家には帰ってこない」「休日は接待ゴルフで不在」「家を建てれば転勤」「子供が大きくなれば単身赴任」という、現代なら「ブラック労働」「家庭放棄」「ハラスメント」のような日々。 それを見て「父は、家族ために一生懸命働いている」と思って育ったのが50代。その実態は、「会社の利益のために、家族を犠牲にすることができるか否かが忠誠心の評価」だったわけですね…