ピーター・グリーナウェイ監督 96年 ロケに使われた京都・山科の春秋山荘というところには幻想的な人形の展覧会に行ったことがある。*1山科の駅から川沿いに山に入っていく。夜来たらこわいだろうなと思うような自然に囲まれた場所。 自分が訪れた2016年当時は80年代に友人も耽読していた耽美的な雑誌「夜想」の主宰者の方のギャラリー*2だった。(2020年 1月ギャラリーとしては終了→その後持ち主が変わったそう。現在についてはこちらが詳しい。写真も。) この作品とあの場所の雰囲気はぴったり。自分の訪れた年代より20年も前の作品であり、撮影当時のオーナーはどなただったのかもわからないけれど、テーマが書物で…