書類の整理をしていたら、 『朝日新聞』の切り抜きが出てきました。 主婦の高橋江里子さんが読者投稿された記事です。 「笑い話になる時」 (2008・2・6 ひととき欄より。 カッコ内は原文) 第3子で特望の長男が、 3歳で自閉症と診断されたところから 話は始まります。 ご夫婦はワラにもすがる思いで、 全財産を投げ出して療育に 走り回りますが、 どこへ行ってもさじを投げられてしまいます。 でも、たった一人、母親だけは言ってくれたそうです。 「そんなに心配しなさんな。 いつか笑い話になる時が来るよ」 施設に頼るのを辞め、 主婦は自ら先生になります。 言葉を覚えるために絵カードをつくったり、 歌を歌っ…