朝の柔らかい陽射しのなかを 妻と二人肩を並べて歩いた 青空と木々の緑、ひんやりとした空気が気持ちいい 道路の左側は田んぼ、右側には竹藪の奥に小高い林が広がる 林の上の方、高いところから ” ホ~ ケッキョ ホ~ ケッキョ ” と まだ鳴き慣れない鶯の声がこだまする 道端には水仙が咲き、白蓮の蕾も開き始めている 桜の蕾も膨らんで春はもうすぐそこだ ウィークディの朝 いつも通り起きていつも通り朝食をとった 朝ドラが始まるまでの時間 妻と二人散歩に出かけた 少し長めの50分コース いつもは僕一人 今日から約半月は二人で散歩することになる 妻は永年勤めた職場を今年度末で定年退職する 職場の定年は段階的…