北海道の歴史とも深い関わりのある「養蚕」 こんにちは、えぞまち歴史部です。 北海道だけでなく、日本の歴史にとって「養蚕」は非常に大事な産業のひとつでした。 養蚕が大陸から日本に伝わったのは弥生時代ごろとされており、日本各地に養蚕の歴史を見出すことができるのですが、特に養蚕が全国的に隆盛期を迎えたのは明治時代といわれています。 明治時代に入って海外との貿易が盛んになり、輸出品目としての絹が重要になった…つまり、経済がそれまでよりも、一気にグローバル化して、 絹糸が「外貨獲得手段」の筆頭品目になった、ということですね。 北海道においても養蚕についての記録は各地にあります。札幌市厚別区にある「開拓の…