2015年某日、鶴見線安善駅を訪問した私は、鉄道フアンとしては見過ごすことのできない状況と遭遇しました。 かつて貨物列車のメッカであった鶴見線。 貨物輸送は時代の流れとともに衰退してしまいましたが、絶滅したわけではありませんでした。 その当日、1面2線島式ホームの安善駅のホームに降りた私は、DE10が牽引するタキ編成の列車が奥の引き込み線から駅構内へゆっくりと入ってくる状況を目撃しました。 貨物列車は米タンでした。 タキ1000の側面には米タン専用であるマークが表示されていた。 米タン列車はそのまま構内西側(扇町方面)に進んでいきました。 列車の最後尾には作業員の方が1名乗っていました。 無線…