2000年代は、2001年9月11日に発生した「アメリカ同時多発テロ」に象徴されるように、世界各地でテロが多発。政情不安定なアフリカ・中東諸国はもとより、アメリカ・西側諸国陣営で過激なイスラム原理主義陣営が主導するテロが発生、これらは「対テロ戦争」と呼称されました。「アメリカ同時多発テロ」発生後、ジョージ・W・ブッシュ大統領は「テロとの戦い」を宣言、アフガニスタンへ侵攻。泥沼の紛争が長く継続することとなりました。( 2020年2月29日 アメリカ合衆国とターリバーン和平合意 ) また、中国やロシアは以前より地域内で抱えていたイスラム系民族への弾圧の口実として「対テロ戦争」を利用、現在も少数民族…