第7次エネルギー基本計画に反対しよう! 2024年12月17日、経済産業省は第7次エネルギー基本計画の素案をまとめ、総合資源エネルギー調査基本政策分科会の会合で提示した。 その最大の問題は、「原子力発電所の依存度を可能な限り低減する」としていた文言を削除し、「再生可能エネルギー、原子力などエネルギー安全保障に寄与し、脱炭素効果の高い電源を最大限活用する」ことを明確化したことである。そのうえ、「次世代革新炉の開発・設置に取り組む」方針も盛り込んだ。これは、経団連の要望を「提言」として公表していたものの、それの丸のみである。日本の大独占家たちは、石油ショック以来の「危機的状況」にある、という危機感…