doi.org 【目的】この探索的試験は、大建中湯が結腸癌のために結腸切除術を受けている患者の胃腸機能の回復を促進するかどうかを決定するために実施された。 【方法】2009年1月から2011年6月までに日本の51の臨床試験施設の1つで結腸切除術を受けた合計386名の患者が研究に登録された(JFMC39-0902)。 患者は、術後2日目から術後8日目までの間にプラセボまたは大建中湯(15.0g/日、1日3回)のいずれかを投与された。 腸閉塞の発生率は術後に評価された。 術後8日目までの大建中湯の安全性プロファイルも評価された。 【結果】336名の患者(大建中湯、n=174;プラセボ、n=162)…