先月末、ロシアの下院議員選挙が行われた。多くの紛争国(ロシア・イスラエル・米国等)で総選挙が実施されるのがこの秋の特徴だが、その先陣を切ってのもの。結果は、定数450に対して与党<統一ロシア>が355議席ほどを獲得する圧勝だった。 唯一「反戦」を唱える政党<ヤブロフ>は比例区での立候補を禁じられたり幹部が拘束されるなどして、議席を得られなかったらしい。他の政党はと言うと、<共産党>40、極右の<自民党>25、中道右派<新しい人々>20といった議席数に落ち着いたようだ(*1)。 圧勝かどうかは別にして、与党勝利は確実視された選挙だった。選挙後にプーチン大統領は大動員をかけるとのうわさがあったが、…