線形判別分析 判別分析の目的は量的なデータを元に質的な結果を予想すること。例えば身長や体重、血圧といった量的なデータを元に、その人が健康か不健康かを判断する。線形判別とはデータを直線で分け、データが直線の左右どちらにあるかを判別する。図1は2次元データの散布図であり、青グループと赤グループは質的に異なると仮定する。青を1群、赤を2群とし、直線を引いてこれらを区別する。 図1 石井(2014)を元に作成まずデータの平均(図2の黒点)を通る直線を引き、さらにその直線に直交する直線()を引く。直線は青(1群)と赤(2群)の判別のために用いる。 図2 石井(2014)を元に作成直線に、各データから垂線…