旧約聖書に登場するダビデ王。彼は神を信じる敬虔な王でした。名実共に王の地位についたダビデは、ある日、宮殿の屋上から一人の女が水を浴びているのを目に留めました。彼女を宮殿に呼び寄せ、床を共にしました。彼女から子を宿したとの知らせが来るとダビデは策を練ります。戦場にいる彼女の夫を呼び寄せ、家でゆっくりするように命じます。夫のウリヤは、仲間が戦場にいるのに、自分だけ妻と床を共にすることはできないと拒否し、戦場に戻ります。ダビデはウリヤが戦死するように仕向け、戦死させました(サムエル記下11章)。 ダビデは欲に駆られ人妻と床を共にし、子を宿したと聞くと姦淫の事実がばれないように、彼女の夫を戦死させまし…