子供の頃から美術は苦手だった。 理由はなんだかわからないけど、いつの間にやら苦手意識が育まれていた。親や友達の誰かから「下手やねぇ」と言われた記憶もない。とにかく「苦手」なのである。 そんな自分にとって苦手意識を払拭できる機会かも、と感じたテーマ「美術ってなに?」展が、名古屋市美術館の35周年特別展として開催されているのを知り、興味津々で出かけてきました。 写真は一部の作品を除いて撮影可能です。(展示を見るのに精一杯であまり撮れなかった) 結局、美術なんて「好きにしたらええやん」ということを強く感じた展示。 着ることができない着物を自分に着せた肖像画に始まり、写真の模写や、ゴッホの絵を一般の人…