こんにちは、ボタンです。 今回は私的美術館に行ったときのあるある『絵を守るガラスに照明が反射して絵が見えない』問題について書こうと思います。 二年くらい前、福岡市美術館に『ギュスターヴ・モロー展 サロメと宿命の女たち』という巡回展を観に行きました。 私は美術の中でもとくに19世紀の象徴主義周辺が好きで、モローはまさにどんぴしゃりです。 学生時代に研究していたオーブリー・ビアズリーに少なからず影響を与えたとも考えられる存在で、これは観に行かないと!と思ったのでした。 その日は何故か着物姿の女性たちがたくさんいらしていて、西洋絵画が展示された場所に和装の鑑賞者たちという素敵な不思議空間が展開されて…