昨日、文学雑誌「群像」について書いたところ、少し反響をいただきましたので、また書かせてもらいます。 現在、書店で発売中の「群像 2021年12月号」にて、群像新人評論賞が発表されています。 授賞された方々、おめでとうございます。心からお祝い申し上げます。 お気づきになった方も見えるかもしれませんが、私も「宮柊二」という歌人を取りあげた文章を応募しましたが、最終候補までにはいたらなかったようです。以前もこのブログに書きましたが、私は今まで、十数回(ひょっとすると二十回以上)、予選だけ通過して、最終選考に至らないという体験をしてきました(最終選考に残り、授賞に至った賞もあるのですが)。反対に、最初…