今回の旅では、宿の種別とすればゲストハウスに入るだろう「エイトポイントイン金沢」に宿泊した。 日本では二段ベッドの一区画を個人用(就寝)スペースとするゲストハウスが多い中、ここはキャビンと呼ばれる狭いながらも半独立空間――壁は天井まで届いておらず、また出入り口の仕切りもロールスクリーン――が用意され、そこにベッドが設置されている。 個人的に、何にせよ椅子に腰掛ける形でしたい質なので、上のスタイルは非常に好ましく連泊とした。 実際に宿泊してみての印象はというと、これまでの蚕棚形式のゲストハウスに比べると確かに快適だったのだが、難を言えばベッド側面のスペースが狭すぎて身体を横にしないと通れず、また…