空を飛ぶということはすごいことだと思う。飛行機がどうして飛ぶのか理解できなかったし、正直に言えばいまだに飛行機にあまり乗りたくない。体質的に向いていないこともあるのだけれど、イマイチ納得していない乗り物乗りたくないのだ。 飛ぶ夢をしばらく見ない (小学館文庫) 作者:山田太一 小学館 Amazon 2013年の山田太一さんの作品で「飛ぶ夢をしばらく見ない」は傑作だった。あらずじはこんな感じ。僕は山田太一さんのファンになった。 時間を逆行し生きる女性と中年男の愛の日々。数ある山田太一の小説作品の中でも、初期の最高傑作。骨折で入院中の主人公・田浦の病室に列車事故にあった患者が運び込まれる。衝立ごし…