昨日は物事が悲観的に見える日だった。悲観的に見えるものが目に入ってくるのは自分がそれを知らず知らずのうちに見ようとしているのかもしれない。 吉野家の牛丼を持ち帰り注文して出来上がるまで待った。吉野家で食事をする人は大体一人でカウンター席で黙々と食べている。スマートフォンを見ながら食べる人、ぼーっと遠くを見ながら放心して食べる人、または集中して無心に食べる人。みんな寂しそうだな、などと余計なおせっかいの感傷に耽る。 時間帯18:30頃は皆そろそろ一日の終盤、夕方の心細さと寂しさで何か急かされるような、何処かへ戻らなければないような気持ちにさせる。子供の頃も夕方は気もそぞろに慌てて家に戻ったものだ…