1月16日、恒例の神社探訪。 今回は南下して下野老松宮と下野水天宮へ。 下野町は久留米市との境界、筑後川と宝満川の合流地点の西岸にあります。 いくつかの集落をまとめて下野町としていますが、主要な集落は下野老松宮を中心に形成されているようです。 下野老松宮の拝殿です。 『佐賀県神社誌要』によりますと、祭神は菅原道真。 太宰権帥として左遷させられた菅原道真はこの地を巡察し、荒れた原野だったこの地に生えた一本の松のもとで休息をとったそうです。 それを記念して仁平三年に石祠を建てて菅原道真を祀ったことがこの神社の始まりです。 その後住民が移住し始め、正保二年に社殿を建立し現在の地に遷座しました。 明治…