育児休暇が増えれば増えるほど世の中がよくなるわけではありません。 朝日新聞を読んでいると、こんな当たり前のことを理解していない奴が朝日新聞の記者をしているんじゃないか、と思ってしまったので、書いておきます。 たとえば、「育児休暇は男性でも、一人でも子どもが生きている限り、その子が18才になるまで、無条件で取れます。その間、雇い主は給与の全額を払い続ける義務が生じます」という制度だったら、世の中が回らなくなることくらい、猿でも分かるでしょう。 子どものいる働き盛りの男性が、18年間かそれ以上も、社会で働かなくなったら、一体、他に誰が働くのでしょうか。男性ですら、それほど恵まれた育児休暇が与えられ…