標題館の事前予約制は変わらず。入場前には検温と手指消毒。 館内は三々五々の来場者、密にはなっておらず。 計四名の作品が並び入り口近くの『伊佐治雄悟』のそれに目が留まる。 プラスチック製の既製品の容器を熱で変形させたのか、ところどころ半円形にぽこぽこと盛り上がっている。 いやいや、カラダにできた水疱を思い出し、なんだか全身がむず痒くなって来る。 『脇田常司』の{写真}はまるっきり{油彩}のようなタッチ。 小品乍ら、女性がモチーフの二枚は面立ちが好ましい。加えて鮮やかな花が咲き乱れる庭をとらえた一枚、『ゴッホ』の〔ドービニーの庭〕を思い出してしまった。 会期は~2月7日(日)まで。