新宿・SOMPO美術館で「藤田嗣治」展が開かれているんで、 これは“行かなくちゃぁ”でさっそく。 作品は企画展が開かれるたび通っているんで、有名、無名問わず ある程度なじみのある作品があるのですが 人物像・街角の情景・裸婦像・宗教画・そして傍らにいる猫たちと、 見慣れた作品も何度鑑賞してもそこには「新しい発見」があって、 でもまた見入っちゃうんです。 人々の目を引きつけるようなやわらかな画風で、 写実的ではないけど淡~いタッチ・色使いの作品からは、 “絵本の挿絵”のような雰囲気を時に醸し出しているように思えます。 今回は「7つの情熱」という視点から一堂に作品をそろえた大回顧展であり、 「自己表…