任天堂より発売されているニンテンドーDS専用脳活性化ソフト。通称「脳トレ」「教授」。
正式タイトルは「東北大学未来科学技術共同研究センター川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング」。
2005年5月19日発売。定価2,800円(税込)
東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 脳を鍛える大人のDSトレーニング
第二弾「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」もある。
2005年12月29日発売。定価2,800円(税込)
東北大学未来科学技術共同研究センター 川島隆太教授監修 もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング
発売当初は任天堂でさえも売れると思っていなかったのだが、発売週から毎週3万本ずつじわじわと売れ続け、2005年12月にはついにミリオンを達成した。
第二弾の「もっと脳を鍛える大人のDSトレーニング」が発売された後も売り上げは劣らず、週間売上ランキングの上位に一年以上残り続けていた。
また、このソフトの最終的な国内販売本数は380万本を超えている。
また、ゲーム業界としては異例の「敬老の日需要」までも発生した。
この作品の大ヒットにより「脳」ブームが発生したと言っても過言はない。
このヒットを受け、各企業は便乗ソフトを次々と発表していったが、成功したソフトは少なく、同じ川島隆太教授監修のPSPの「脳力トレーナーポータブル」*1がヒットした程度である。
一部のゲームマニアにとってはこのようなゲームが売れることを好ましく思っていないため、「非ゲーム」と謳うことが多いが、このゲームの脳年齢やトレーニングは旧来のゲームにおけるスコアアタックの要素に相当するものであり、「非ゲーム」ながらもゲーム的な要素をしっかりと備えているのである。
ポリゴンで描写された川島隆太教授はキャラクターとしての評判は高いのだが、川島隆太教授本人はこのポリゴン化はあまり良くは思ってないそうだ。
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*1:脳力トレーナーの元祖はセガだが、これも「脳を鍛えるDSトレーニング」の便乗で出されたソフトである。