東京国立博物館の常設展示に行って、埴輪を見てきた。 東京国立博物館に展示されている埴輪は、人物埴輪、形象埴輪、動物埴輪など、いろいろな種類の埴輪が展示されている。 その中に、重要文化財『埴輪・腰をかける巫女』という埴輪がある。 埴輪の歴史をちょろっというと、埴輪は前方後円墳が出現する前、弥生時代後半に築かれた、普通のお墓とは一線を画した「墳丘墓」が、出現するようになる。 そこに置かれた「特殊器台」という、円筒埴輪の前身みたいなのが置かれる。 古墳時代になると、特殊器台などから円筒埴輪へ変わり、家の埴輪、動物の埴輪、そして、古墳時代中期から後期近くになってくると、人物埴輪が現れる。 人物埴輪は、…