今回は Python(SymPy)を活用する具体例として、膨張する宇宙モデルを記述する4次元アインシュタイン方程式の解(フリードマン・ルメートル・ロバートソン・ウォーカー計量、略称FLRW計量)をPython(SymPy)を使って確認してみたいと思います。とくに膨張宇宙を議論するうえでの基礎方程式となる『フリードマン方程式』を導出します。また、現在観測されている膨張宇宙を説明する暗黒エネルギーについても簡単に触れます。アインシュタイン方程式の解のいくつかは、過去の記事で見ています。あわせて眺めてみてください:pianofisica.hatenablog.com pianofisica.hate…