臨床犯罪学者・火村英生のフィールドノート 英国庭園の謎 (あすかコミックスDX)作者:麻々原 絵里依KADOKAWA/角川書店Amazon収録作は「英国庭園の謎」「暗い宿」からいずれも表題作、 オリジナルの掌編「茶色の研究」の3篇。 「英国庭園の謎」は原作の短編集の表題作ながらも、 単なる暗号物で、個人的には面白味が感じられなかった。 「暗い宿」はアクロバティックな論理というか着想(4つの可能性を挙げて、 それら全てを否定した上で、5つめを提示するところ)をやりたかったんだろうけど、 心理的にはあり得ないっしょとしか思えなかった。 人は非合理的なことをする、って強引に押さえ込んでたけど、 そん…