このことと、なぜ、小さな子どもたちが夢中になりやすいのか、ということはつながっているような気がします。それはただ楽しいから没頭していくわけで、大人になればなるほど、善い・悪い、素晴らしい・素晴らしくない、未来がある・未来がないということが気になってきて、それで価値判断をしていきます。この分別を持ったり、意味を求めたり、例えば、浜辺で砂のお城をつくることに何の意味があるんだろうなどと思ってしまうと、砂のお城をつくることに夢中になれなくなる。(下條信輔、為末大『自分を超える心とからだの使い方』朝日新書、2021) こんばんは。モモがフランコに「で、これからどこに行くの?」と聞くと、フランコは「遊戯…