<第1章>自律神経が乱れ始める年齢がある 《男性30代、女性40代から機能が低下》 自律神経の乱れを引き起こすのは、ストレスや不規則な生活習慣ばかりではありません。 加齢も自律神経の働きに大きく影響すると考えられています。 10~20代の若い頃は副交感神経の働きが高いため、多少の無理や夜更かしをしても、ひと晩休めば疲れをリセットすることができます。 ところが我々のデータでは男性は30代、女性では40代くらいになる頃から急激に副交感神経の働きが衰え始め、交感神経優位の状態に偏りがちになっていきます。 交換神経が優位になると血流が悪くなり、全身の機能が低下してしまうことはすでに説明のとおり。 男性…