12月14日 今日は12月14日。何の日と言われて、赤穂浪士の討ち入りの日と答えられるのは年配の人だろう。昔はこの日になると、必ずテレビで忠臣蔵の時代劇が放送されたものだが、いつごろからか見られなくなった。今の若い世代で忠臣蔵と言ってピンとくる人は少ない。かく言う私も、子供の頃、忠臣蔵のストーリーには何か納得し難いものを感じていた。事の顛末を単純化すると、殿中で短気な殿様が癇癪を起して、やにわにじいさんに斬りつけて怪我を負わせ、その罪で切腹させられたのに、家来が斬りつけられたじいさんの屋敷に殴り込みをかけて仇討ちするなんて理不尽ではないかと。まあ、刃傷沙汰に至るまでには伏線があるのだが、子供心…