「苗代」(なわしろ) に水を引いて、 「種籾」(たねもみ) を蒔く時期を 「苗代時」(なわしろどき) と言います。 種籾を蒔くのは地域によって異なりますが、「八十八夜」前後の晩春の時期に当たります。 この時期に思わぬ寒い日があり、 これを「苗代寒」(なわしろかん) と言います。 www.linderabell.com 「苗代」(なわしろ) とは、「田植え」前に 稲の苗を育てるための場所のことです。 田んぼとは別の場所で、 そこに水はけと保水性の良い土を用意して、 2~3週間水に浸しておいた「種籾」(たねもみ) を 蒔いて育てます。 良質な苗を育てることは、 後の栽培期間における作物の生育に直結…