人はなぜ傷つくのか? 相手の心ない言葉や、理不尽な出来事に出会うと、自分を否定されたような居たたまれない気持ちになる。 それはみんな同じ。 問題はその後、どうやって自分の心を回復させるか。 その方法を自分の中で確立させておくことが大切だ。 日本人が古くから大事にしてきた共生の智慧、”水に流す”ということが有効だと思う。 実際には、祟りだとか怨念だとか執念だとか敵討ちだとか、すべてが流せないからこそ起こるドラマは多い。 たとえそれが上手くいったとして、その後の人生はどういうものになるんだろうか? それで幸せか? それまでの苦渋の人生を塗り替えられるほどの価値があるか? 他のことに目を向けた方が、…