吾輩は猫である夏目漱石新潮文庫昭和36年9月5日 発行平成15年6月20日 91刷発行平成17年8月5日 98刷発行 夏目漱石の代表作、『吾輩は猫である』を数十年ぶりに図書館で借りて読んでみた。漱石が高浜虚子にすすめられ「ホトトギス」に書いた『猫』が始まり。最初は、続き物になる予定ではなかったが、好評であったことから、2回、3回、と書き続け、11回にわたって連載された。それは、明治38年(1905年)から翌年にかけてのこと。それが、100年以上たった今なお読み続けられている。 本の裏の説明には、”中学教師の苦沙弥(くしゃみ)先生の書斎に集まる 明治の俗物紳士たちの語る珍談、奇譚、 小事件の数々…