辞書というと、知らない単語を引くだけという使い方しかしておらず、辞書の有効な使い方を知りたくて、本書を手に取りました。 また、表紙に書かれた「アナログ学習」が英語上達のキーワードです。との言葉に、英語学習でのアナログ、デジタルの違いとは・・・との興味もあり読み進めていきます。 先ず最初。プロローグで、著者の使い込んでボロボロになった辞書がページ見開きで大きく写っています。テープで補修してあるものの、先頭部分は本体から分離寸前といったところ。辞書が可哀相になるくらい使い込まれています。 著者のいう「アナログ学習」とは、紙の辞書を使った学習ということのようです。 本書の対象読者は以下に当てはまる人…