もうすぐ暗くなるほんの少し前の時刻。小学生高学年の頃、暗くなるぎりぎりまで友だちとキャッチボールをやっていると、そのうち友だちが投げた時点でそのボールが闇に紛れてしまい見極められず、突然自分のすぐ間近まで飛んできたボールが目に飛び込んで来てから、慌ててグラブを出しても、ときにうまく捕球が出来ずにボールが後方に転がって行った。そんなとき、友だちはまだまだボールはちゃんと見えるよ!と言ったことから、自分の視力がちょっと低下しているのか?と気が付いた。 12歳になり、初めて眼鏡を作った。いまのように数時間待てば眼鏡が出来上がることはなくて、一週間くらい時間が掛かったと思う。裸眼のままバスに乗って出来…